宇宙と光のこと ~天文学を読み解くヒント集~

太陽系外惑星を直接捉える

望遠鏡を使うことで、肉眼では見ることができない、たいへん暗い天体を捉えることができるようになります。それでも、恒星の光を反射してかすかに光る「太陽系外惑星」を、望遠鏡で直接捉えることができるようになったのは、つい最近のことです。
各研究機関がより暗い天体を競うように撮影する中、国立天文台の「SEEDSプロジェクト」は、すばる望遠鏡の近赤外線高コントラスト撮像カメラ、HiCIAO(ハイチャオ)を使って、これまで撮影された中で最も暗い太陽系外惑星を捉えることに成功しました。
赤外線によって捉えられた太陽系外惑星GJ504bについての1分動画をご覧ください。

太陽系外惑星探査プロジェクト室
1MIN NAOJ TOPICS


2015.08.03
キーワード:太陽系外惑星、HiCHAO