3Dプリンターを使った模型作り
アルマ望遠鏡
はじめに
アルマ望遠鏡(アタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計)は南米チリ共和国北部、標高5000mのアタカマ砂漠に建設された電波干渉計です。 2011年に科学観測を開始し、日本を含む東アジア、北米、欧州南天天文台の加盟国と建設地のチリを合わせた22の国と地域が協力して運用しています。 アルマ望遠鏡は小さな望遠鏡を広い場所にたくさん並べ、それらを連動させて1つの巨大な望遠鏡として機能させる「干渉計」と呼ばれる仕組みを使っており、口径12mのパラボラアンテナ54台と口径7mのパラボラアンテナ12台の、合計66台を結合させることで、1つの巨大な電波望遠鏡を作りだしています。
図1:アルマACA用7mアンテナ
模型の主鏡の直径は7cmで、実物の100分の1の縮尺です。
目次
- 模型の造形方法 (3Dプリンター用ファイルのダウンロードと造形方法)
- 望遠鏡の構造 (模型を触ってアルマ望遠鏡の構造を確かめよう) ※準備中
*「障害者」の表記について
いろいろな立場の方々がそれぞれの考えに従い「障がい者」などの表記方法を使用している例を最近よく見受けます。その一方で、「障害」の表現を変えることは、障害に対する認識の本質を変えることにはならず、かえって障害におけるさまざまな課題を遮蔽することにつながるという、障害者や障害者福祉の専門家らの意見もあります。本サイトでは、これらの状況を踏まえ、「障害者」と表記することとします。
アルマ望遠鏡模型制作プロジェクトメンバー
臼田-佐藤功美子(国立天文台ハワイ観測所)・中山弘敬(国立天文台天文シミュレーションプロジェクト)・岩下慎吾・阪本成一(国立天文台アルマプロジェクト)
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