宇宙と光のこと ~天文学を読み解くヒント集~

臼田知史 TMT推進室長 インタビュー

次世代巨大望遠鏡の夢

ガリレオが直径4センチメートルの小さな望遠鏡で宇宙をのぞき見てから今に至るまで、望遠鏡は大きくなり、より暗く、より遠い天体の様々な姿が見られるようになりました。各国がそれぞれ独自の大型望遠鏡を有し、日本も直径8.2メートルのすばる望遠鏡がハワイ島マウナケア山頂で今も観測を続けています。そしていま、未来に向けて、国際協力により直径30メートルもの巨大な望遠鏡TMT(Thirty Meter Telescope)を生み出し新たな世界への扉を開こうとしています。今回は次世代超大型望遠鏡TMT建設を主導しているTMT推進室長の臼田知史さんに、次世代超大型望遠鏡開発にかける想いや、完成後に拓ける新たな世界などについてお話を伺いました。

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物を作るのが好きで、エンジニアになりたかった

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2015.11.30