過去のニュース
2022年
2022年8月18日〜8月31日に実施された星空観察の結果が公開されました。 環境省は2018年度より星空公団と共同で夏冬2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる星空観察を推進しています。 天の川が見えやすいと考えられる20等級以上の観測地点や、地域区分ごとに「夜空の明るさ」の等級とその割合を有効データから算出して公開しています。
国立天文台「星と宇宙の日2022」において、電波天文学を守るため周波数資源を保護する必要性について解説しました。
また、三鷹会場の電波をスペクトラムアナライザーで計測し野辺山宇宙電波観測所の電波環境と比較して示し、電波天文観測が周囲に電波がほとんど飛んでいない静穏な電波環境で行われていることをお伝えしました。
不適切に照射された人工光が私たちの生活にもたらす影響と望ましい光環境について、国立天文台ウェブサイトの広報ブログページに掲載しました。
広報ブログ
資料集のページよりダウンロードが可能です。
日本最南西端に位置し極めて優れた星空環境を有する八重山諸島での光害防止対策の動画を環境省がYou Tubeに掲載しました。
このビデオで紹介されている対策はどの場所でも参考になるでしょう。
>>「八重山 星空との共存」
電波天文学の観測環境を守りながら便利で豊かな社会を築くにはどうすれば良いのか、国立天文台ウェブサイトの広報ブログページでわかりやすく解説しています。
広報ブログ
資料集のページよりダウンロードが可能です。
2021年
天文学者への英語インタビュー後編をYouTubeに掲載しました。周波数資源保護室の活動についてお伝えします。
>>こちらよりご覧ください。
長野県は光害による周辺住民の不快感、動植物の生息・生育や星空環境への悪影響を防ぐため、 光害防止のための措置を「良好な生活環境の保全に関する条例」に規定しました。 改正条例では光害の定義を与えると共に光害を防止するために照明器具から上方に光が漏れないように努めることなどが定められました。サーチライトの利用は原則として禁止され、違反者には罰則が与えられる場合があります。
総務省のウェブサイト「UWB無線システムの屋外利用時の運用制限について」に詳細が掲載されました。
観測環境の保護を目的としたこれまでの議論・検討内容についてはこちらをご覧ください。
国際天文学連合(IAU) 国際普及室 (OAO: Office for Astronomy Outreach)によるDark and Quiet Skies project(暗く静かな夜空を守るプロジェクト)について、天文学者への英語インタビュー前編をYouTubeに掲載しました。
>>こちらよりご覧ください。
「むりかぶし望遠鏡を用いたDarksat衛星の天文観測への影響調査」についての記事が掲載されました。
タイトル「天文学者を悩ませる4万機の人工衛星」夥しい数の人工衛星の打ち上げが地上からの天体観測にどのような影響を与えるのか、また、宇宙開発と宇宙観測の共存における問題点や今後の課題について、8ページにわたる特集で詳しくお伝えしています。
黒い塗装のDarksat衛星は塗装されていないスターリンク衛星の約半分の明るさであることを天文学者が実証した記事が掲載されました。
2020年
(石垣島天文台むりかぶし望遠鏡により スターリンク衛星の黒い塗装の効果を実証)
( 米国の天体物理学専門誌『アストロフィジカル・ジャーナル』に上記の成果が掲載)
「美しい星空と高速インターネット通信の共存は可能か?」についてインタビュー記事が掲載されました。
「巨大通信衛星網による 天文観測への影響」についての記事が掲載されました。